2月研修会、小冊子作製…野球賭博で再発防止策 プロ野球実行委

[ 2015年12月14日 19:29 ]

 プロ野球の実行委員会が14日、東京都内で行われ、巨人の3選手が野球賭博に関与したとして無期失格処分となった問題で、野球協約で八百長につながる行為として禁じられている「有害行為」についての研修を徹底するなどの再発防止策を決めた。12球団が規律担当者を決めて、議論や情報交換を行う協議会を設置する。

 再発防止策は、日本野球機構(NPB)の調査委員会の報告書に沿った内容で(1)2月にNPBが全キャンプ地で研修会を開催(2)全選手や職員に向けて有害行為を禁じるポスターや小冊子を作製し、契約更改時に球団が指導(3)選手間の野球に関する金銭の授受、多額の金銭授受を伴う賭け事の禁止を明示したコミッショナー通達を出す―の3点。熊崎勝彦コミッショナーは「一致結束して事に当たる強い決意が示された」と語った。

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