マエケンの動向にも影響?ジャイアンツ サマージャと5年契約

[ 2015年12月6日 07:13 ]

ジャイアンツと合意したジェフ・サマージャ投手(AP)

 ジャイアンツは5日、ホワイトソックスからフリーエージェント(FA)となっていた先発右腕のジェフ・サマージャ投手(30)と5年総額9000万ドル(110億8000万円)で合意したと発表した。フィジカルテストを経て正式に契約する。

 ジャイアンツは前日に獲得を目指していたドジャースからFAとなっていた先発右腕のザック・グリンキー投手(32)に失敗していたが、その翌日に大型契約をまとめた。

 サマージャは今季32試合に先発し、自己最多の11勝13敗、防御率4・96。メジャー通算では47勝をマークしている。

 ジャイアンツの先発投手はこれでマディソン・バムガーナー(26)、ジェイク・ピービ(34)、クリス・ヘストン(27)、マット・ケイン(31)と5人が揃った。

 だが、グリンキーとの契約に向けて用意していた1億5500万ドル(約190億6500万円)前後の軍資金にはまだ余裕があり、マリナーズからFAとなっている岩隈久志(34)、ロイヤルズからFAのジョニー・クエト(29)の獲得も検討している模様。ポスティングシステムを利用して、メジャー移籍を目指す広島・前田健太投手(27)の獲得に乗り出しているとも報じられているが、前田健の相場は総額8000万ドル(約98億4000万円)とされており、どう影響が出るか。

 メジャーでは12月に入って先発左腕デービッド・プライス投手(30)が2億1700万ドル(約267億円)の7年契約でレッドソックスと合意、グリンキーもダイヤモンドバックスと総額2億650万ドル(約254億円)の6年契約で合するなど、FA先発史上が活性化している。

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2015年12月6日のニュース