虫駆除、入場料値下げ…契約更改での珍要求

[ 2015年12月6日 07:20 ]

契約を更改した則本は来季の目標にゼロからのスタートだとして色紙に「零」と書く

  楽天の則本昂大投手(24)が5日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、球団に異例の要求をした。シャワーのみしかない本拠地・コボスタ宮城のビジターチーム(一塁)側にも風呂を用意できないかと要望。「寒い時期に浴槽がないと、温まれないのでケガのリスクが増える」と意図を説明した。自軍側ならいざしらず、ビジター側の設備に意見するのは極めて珍しい。

 ≪契約更改での珍要求≫

 ☆虫駆除 14年DeNA・林は本拠横浜スタジアムのブルペンの虫駆除を要望。「夏場は凄く虫が飛ぶ。どうにかしてほしい」

 ☆球速表示 10年楽天・永井は「投げた後に(スコアボード表示を)振り返る投手がいる。一球一球見てるバカもいる」。同期入団の後輩・田中をちゃかし、バックネット裏の新設をアピール。

 ☆入場料値下げ 04年中日・福留、同横浜・佐伯、12年中日・山井ら。福留は「首位を走っているのに、お客さんの足が遠のいている」。

 ☆自主トレ用ランチ 06年巨人・上原は、オフ期間のジャイアンツ球場での昼食提供を要望。「食事があれば自主トレする若手も増える」

 ☆サプリメントバー 14年阪神・藤浪はプロテインなどを自由に摂取できるコーナーの導入を熱望。「日本代表(侍ジャパン)にプロテインバーがあって充実していた」

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