ヤク山田 来季も「トリプルスリーを」ライアン小川は「18勝」

[ 2015年12月6日 17:58 ]

<ヤクルト世界大会>大勢のヤクルトレディを前にし、あいさつをする山田

 ヤクルトの真中監督、森岡、石川、館山、畠山、川端、山田が6日、東京ドームで行われたヤクルト本社の商品を宅配、販売する女性スタッフ「ヤクルトレディー」を表彰する「2015ヤクルト世界大会」にゲスト出演した。

 14年ぶりの優勝シーンがVTRで紹介された後、レッドカーペットを歩いて登場すると、約1万人のヤクルトレディーたちから割れんばかりの歓声が。手を振って応えた真中監督は「気持ちよかったです」とまんざらでもない様子。スピーチでは「本社創業80周年おめでとうございます。この素晴らしい年に優勝を報告できて嬉しく思っています。シーズンが始まる前から掘オーナーらにだいぶプレッシャーを掛けられていたので、選手が期待に応えてくれてよかった」と挨拶した。

 特別ゲストで登場したファンクラブ「スワローズクルー」名誉会員のさだまさし(63)からは「夏頃からは(球団公式マスコットの)つば九郎と区別がつかなくなりました」と立派な体型をいじられる場面も。すかさず「よく言われます」と返して笑いを取った。

 チームの一体感について聞かれた畠山は「現場の雰囲気がとてもいい。監督コーチも含めて友達のようで。…え、友達じゃないんですか!?」とこちらも会場の笑いを誘った。中4日で奮闘した石川は「信頼して任せてくれた監督の気持ちに応えたい一心でした」。また3割30本30盗塁のトリプルスリーを達成した山田は、来季の目標を聞かれ「来年もトリプルスリー。続けることが一番難しいことなので、一年で終わらないようにしたい」と力強く宣言した。

 2年連続の開幕投手を務めた小川は、来季の目標について「15勝」と返答するも、会場から「20勝!!」の声が飛び「えーと…、18勝」と上方修正。「求められたので、あいだを取りました」と新人ながら16勝を挙げて最多勝を獲得した13年を超えるキャリアハイを誓った。

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