中日ドラ4福 山本昌背番「34」継承へ 永久欠番級も“オレ流”さく裂?

[ 2015年12月6日 05:30 ]

中日ドラフト4位の福

 中日からドラフト4位指名された福敬登(ひろと)投手(23=JR九州)の背番号が今季限りで引退した山本昌氏の「34」になることが5日、分かった。永久欠番級の番号を空白期間を置くことなく中位指名の新人選手へ引き継ぐことは異例。11日の新入団発表で正式に発表される。

 84年の入団から32年間背負い続け「球界のレジェンド」の代名詞だった34番が早くも別の選手の手に渡る。中日は現在の10、15番以外は永久欠番をつくらない方針ながら、山本昌級の大物選手の番号は後継者にふさわしい選手が出現するまで空き番にしておくことが球界の通例。落合ゼネラルマネジャーの“オレ流”が発動される形となったもようだ。山本昌氏は34番について引退会見で「球団にお返しする。気持ち的には左が付けてほしい」と話していた。ただ、1位の小笠原は11番が濃厚で、同じ左腕でも4位の福というのが驚きだ。福は「目標の投手は山本昌さん」と公言。ドラフト5位入団からレジェンドにまで上り詰めた大先輩と同じ道を目指す。

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2015年12月6日のニュース