和田ソフトB復帰「迷わず決めた」他球団の話聞かず…背番号は21

[ 2015年11月14日 14:19 ]

ソフトバンク復帰会見でユニホームに袖を通し工藤監督(右)と笑顔を見せる和田

 米大リーグのカブスを戦力外となった和田毅投手(34)が14日、福岡市内のホテルでソフトバンク入団会見を行った。工藤公康監督(52)も同席。5年ぶりの日本球界復帰で、背番号はかつてつけた「21」に決まった。

 和田は「必要とされるところで投げるのが、プロ野球選手としての信念。ホークスから戻らないかという話をいただいて、迷わず決めました。他球団の話は聞いていません。9年間、やらせていただいたチームですし、出た時から日本に戻るのであればホークス以外は考えていなかった」と語った。

 浜田高、早大を経て02年のドラフト自由獲得枠でダイエー(現ソフトバンク)に入団し、03年に14勝で新人王を獲得して以降、5年連続2桁勝利をマークした。17勝した10年は最多勝とリーグMVPの2冠。16勝した11年オフに海外フリーエージェント(FA)権を行使してオリオールズへ移籍したが、左肘の故障で2年間、メジャー昇格はなかった。13年オフにカブスへ移籍し、14年7月にメジャーデビュー。今季はキャンプ中に左大腿を故障し、6月下旬には左肩三角筋炎症で再び故障者リスト入り。8試合の登板にとどまり、1勝1敗、防御率3・62だった。大リーグでの通算成績は21試合登板で5勝5敗、防御率3・36。

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