首位・阪神圧勝！貯金１　藤浪１２Ｋでチームトップ７勝目

＜Ｄ・神＞自身６連勝をマークした阪神・藤浪の力投

セ・リーグ 阪神８―１ＤｅＮＡ

（7月5日 横浜）
　阪神は好調の打線が１１安打を放ち８得点でＤｅＮＡに連勝、貯金を１とし、首位をキープ。先発の藤浪は８回を４安打１失点で自身６連勝、チームトップの７勝目をマークした。
　
　阪神は２回、鳥谷が二塁打で出塁。２死後藤浪の左中間への適時二塁打で１点を先取した。同点とされた直後の３回には２死からゴメスが４試合ぶりとなる１１号ソロを左翼席上段に叩き込んで再びリードを奪い、藤浪を援護した。

　勝負を決めたのは６回。２死後に安打と四球で築いた満塁のチャンスに上本が走者一掃の左越え二塁打。７、８回にも中継ぎ陣を攻めて追加点を挙げるなどＤｅＮＡを突き放した。

　藤浪は先制した直後の２回に２四球からピンチを招き倉本に適時打を浴びて同点とされたが、得点を許したのはこの回だけ。球数が９０球を超えた６回１死二、三塁のピンチも、連続三振でしのいだ。結局１３５球を投げ、最速１５５キロの直球を軸に１２三振を奪い、今季通算奪三振も１１５まで伸ばした。
　
　ＤｅＮＡは先制された直後の２回に２四球と倉本の中前打ですかさず同点に追いついたが、その後は藤浪を攻略できず、６回の好機も生かすことができなかった。先発の三浦は対阪神戦５連敗となった。