同点弾もぎ取った!Wソックス外野手がチーム救う!「本能だね」

[ 2015年7月5日 12:00 ]

ホワイトソックスのアビサイル・ガルシア外野手はジャンプして打球を好捕する (AP)

ア・リーグ ホワイトソックス3―2オリオールズ

(7月4日 シカゴ)
 ホワイトソックスのアビサイル・ガルシア外野手(24)が4日に行なわれたオリオールズ戦で見事にホームランをキャッチした。

 3―2とホワイトソックスがリードして迎えた9回、試合を締めるべくマウンドにはこの回から守護神のロバートソン。先頭のジョーンズをセンターフライに打ち取り1アウト、しかし、続くデービスへの2球目はあきらかに失投だった。

 真ん中低め、149キロのストレートをデービスは力強く振り切ると、快音を残した打球は高々とライト方向へ。だれもが同点弾と思ったその瞬間、ガルシアがフェンスに近づきジャンプ一番。体を伸ばしきったベネズエラ人のグラブにボールが収まり、地元・シカゴのファンの悲鳴が歓声に変わった。

 ロバートソンはウィータースも三振に切って取り、三者凡退で試合終了。ガルシアは「とにかくチームの勝利に貢献したいという一心だった。あれはもう本能だね」とチームを救う自身のスーパープレーを興奮気味に語った。

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