賢介、延長10回V三塁打 栗山監督「技術と経験にかけた」

[ 2015年7月5日 05:30 ]

<楽・日>延長10回2死二塁、適時三塁打を放ちガッツポーズする田中

パ・リーグ 日本ハム3―2楽天

(7月4日 コボスタ宮城)
 日本ハム・田中が天敵を攻略した。同点の延長10回2死二塁。松井裕の低めのチェンジアップを拾い、左翼線へ決勝の適時三塁打を放ち「食らいつくっていう感じですね」と笑顔がはじけた。

 1死から西川がスライダーを叩きつけ、二塁内野安打で出塁。これが松井裕に対し今季打者35人目での初安打だった。続く中島がきっちり捕手前へ犠打を決め、田中は「(9回から)全球種を見ることができた。集中していた」。泥くさく1点をもぎ取った。

 栗山監督は「打つなら賢介(田中)と思っていた。技術と経験にかけた」と称賛。これで今季の延長戦は3勝1分けと無敗だ。首位・ソフトバンクとは3・5ゲーム差。勢いのつく4連勝で反撃態勢が整った。 

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2015年7月5日のニュース