浩二氏、葬儀で富田氏に別れ…「向こうでも三羽ガラスで」

[ 2015年5月30日 05:30 ]

合掌して富田氏に別れを告げる(左から)田淵氏、星野氏、江本氏、山本氏

 南海(現ソフトバンク)、巨人などで内野手として活躍し、26日に肺がんのため68歳で死去した富田勝氏の葬儀・告別式が29日に大阪市内の斎場で営まれた。球界関係者ら約200人が参列し、別れを惜しんだ。

 法大では田淵幸一(スポニチ本紙評論家)、山本浩二両氏と「法政三羽ガラス」と呼ばれ、全員が68年ドラフト1位でプロに進んだ。山本氏は弔辞で、富田氏が法大での最後の打席で予告して本塁打を放った逸話を披露。「三羽ガラスの一羽が飛んでいった。待っててくれよ。向こうに行っても三羽ガラスでやっていこうな」と寂しげに話した。

 明大のエースとしてしのぎを削った星野仙一氏(楽天シニアアドバイザー)は「田淵、浩二の中で一番打たれて悔しい思いが今でも残っている」と語った。田淵氏はプロ入り後、頭部に死球を受けた際に故人が南海のユニホームを着たまま見舞いに訪れたことに触れて「生涯の親友になろうとその時に思った。物凄く気が合った」と声を詰まらせていた。

 【主な参列者】 松永怜一(元法大監督)、田淵幸一、山本浩二(元広島監督)、星野仙一、江本孟紀(法大、南海OB、野球評論家)、上田卓三(南海OB)、山中正竹(法大OB)、堀井和人(法大、南海OB)、鈴木孝雄(法大、南海OB)、市原稔(南海OB)、中原勇一(中日スカウト)、小塚崇彦(フィギュアスケート選手)=順不同、敬称略=

続きを表示

この記事のフォト

「名将かく語りき〜歴史を彩った勝負師たち〜」特集記事

「大谷翔平」特集記事

2015年5月30日のニュース