7連勝の大谷、ドラ1右腕にエール「明日は有原さんが勝ってくれると思う」

[ 2015年5月30日 18:46 ]

<日・中>6回、大野の勝ち越し打に手を上げる大谷

交流戦 日本ハム4―2中日

(5月30日 札幌D)
 日本ハムは逆転勝利で連敗を2でストップ。先発・大谷は序盤は直球の制球に苦しんで2点を失ったが、4回以降は5イニング連続で三者凡退に抑え、味方の反撃を呼び込んだ。

 開幕から負けなしで両リーグ単独トップの7勝目。奪った三振は今季最多の13個で、奪三振数69でも楽天・則本をかわしてリーグトップに立った。大野が「四球は余分だったと思います」と指摘した通り、2、3回は四球から崩れて失点したが、それ以降は直球にフォーク、スライダーを織り交ぜて1人の走者も許さない圧巻の投球。8回打者エルナンデスの場面ではこの日最速タイの159キロを計測するなど、終盤でも球威は落ちなかった。

 お立ち台では「うまくリードしてもらって、長い回を投げることができた」と女房役に感謝した大谷。最後は笑顔で「明日は有原さんが勝ってくれると思うので、打席でも頑張りたい」と話し、31日に先発する2歳年上のドラフト1位ルーキーにプレッシャーをかけていた。

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2015年5月30日のニュース