ポレダ、弱点のクイック突かれ5失点…原監督、父の命日飾れず

[ 2015年5月30日 05:30 ]

<楽・巨>バスの中で厳しい表情を見せる原監督

交流戦 巨人3―5楽天

(5月29日 コボスタ宮城)
 巨人・ポレダが、走者を背負っての投球という弱点を再び露呈した。4回。先頭の藤田に二塁打を許し、クイックモーションを交えるとリズムが悪くなった。暴投、四球に盗塁。「走者が気になったわけではない」と影響を否定したものの、甘く入った球を痛打されて4点を失った。

 この日はちょうど1年前に他界した原監督の父・貢さんの命日。仙台移動の前に東京都内で墓参りをして臨んだ一戦で、白星をささげることはかなわなかった。指揮官がポレダについて「反省しないといけない。意表を突かれた」と指摘したのが重盗だ。完全にモーションを盗まれて小関への初球で決められ、2球目に2点適時打を浴びた。

 5勝を挙げているポレダの今季初黒星が、初回に2盗塁を許して3失点に絡んだ3月28日DeNA戦(東京ドーム)。日本野球に適応を続ける左腕がもう一段階進化するため、課題と向き合う必要がある。

 ▼巨人矢野(DHでのスタメン起用に応え、4回に一時勝ち越しとなる左前適時打。今季8打席目で初安打)また、あす頑張ります。

 ▼巨人相川(5回に移籍後初アーチ、15年連続本塁打となる左越えソロ)勝ちに貢献できるようなプレーをしていきたい。 

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