雄星、今季初勝利なのに謝罪「ストレスを与えて申し訳ありません」

[ 2015年5月30日 17:53 ]

<西・神>お立ち台でガッツポーズする中村(左)と菊池

交流戦 西武9―2阪神

(5月30日 西武プリンス)
 7回153球の熱投。11三振を奪って初勝利を挙げた西武・菊池が、お立ち台からスタンドのファンに謝罪した。

 「毎回毎回フォアボールが多くて…きょうもそうだったんですけど、見ている皆さんにストレスを与えてしまって申し訳ありません。帰りが遅くなってスミマセン!」

 実際には2四球だけ。ただ、初回、2回と簡単に2死を取った後に四球を与えており、制球に安定感を欠いていた印象はぬぐえない。「なかなか勝てなかったので、ほっとしてます。すごくうれしいです」の本音をもらす一方で、「球数を意識するとダメなんで。コントロールが良くないんで球数は多くなるのは仕方ない。気にしないでやってます」と淡々と振り返った。

 今季はキャンプ中に発症した左肘炎症の影響で2軍調整が続き、4月28日に今季初登板初先発。それから5度目の先発でようやく白星をつかんだ左腕。「次の試合が大事だと思うんで。次はビシッと抑えられるように頑張ります」と表情を引き締めていた。

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