雄星11Kで今季初勝利!中村、虎ドラ1&ドラ2から“おかわり弾”

[ 2015年5月30日 17:20 ]

<西・神>4回2死満塁、満塁ホームランを放った中村(左)を出迎える菊池

交流戦 西武9―2阪神

(5月30日 西武プリンス)
 西武・菊池が7回153球を投げて7安打2失点、毎回の11三振を奪い、今季5試合目の登板で初勝利を挙げ、昨季から続いていた自身の連敗を4で止めた。菊池の白星は昨年9月16日の日本ハム戦以来。打線も4番・中村の今季2度目の2打席連続本塁打など3本塁打を含め10安打で9点を奪って阪神に快勝、連敗を2で止めた。

 菊池は初回、2死からマートンに四球を与えたものの、アウト3つを全て三振で取る上々の立ち上がり。2回に2死走者なしから今成に四球を与え、続く鶴岡に左中間への適時二塁打を浴びて先制を許し、6回には2死から上本に左越え2号ソロを浴びたが、それ以外は走者を出しながらも踏ん張った。

 打線は1点を追う2回にメヒアの左越え8号ソロで同点。続く3回には2死二塁から浅村の中前適時打で勝ち越し、さらに中村の左越え13号2ランでリードを広げた。4回には2死満塁から中村が左中間へ2打席連続となる14号を放ち、阪神を突き放した。中村の2打席連続本塁打は4月2日の楽天戦以来の今季2度目。

 阪神は先発のドラフト1位左腕・横山が2回2/3を投げて2本塁打を浴びるなど5安打4失点でKO。2番手のドラフト2位右腕・石崎も2回1/3を5安打5失点と打ち込まれた。阪神は今季の交流戦初黒星で勝率5割を切り、再び借金1となった。

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