真中監督　代打との兼ね合い投手交代裏目　同一カード３連敗

＜Ｄ・ヤ＞３連敗しベンチで渋い表情の真中監督

セ・リーグ ヤクルト２－４ＤｅＮＡ

（5月6日 横浜）
　ヤクルトは今季２度目の同一カード３連敗を喫し、４月７日以来の勝率５割となった。

　０―１の６回１死満塁、左打者の関根を迎えたところで左の中沢ではなく、右横手投げの秋吉にスイッチ。しかし、前進守備の右中間を破る走者一掃の適時三塁打となり、真中監督は「左投手がいっても（代打で）後藤が出てくると思って秋吉を選択したが、結果的に裏目だった」と肩を落とした。首位で迎えた９連戦で２勝７敗と大失速し３位まで転落。それでも指揮官は「まだ（勝率）５割。気持ちを入れ替えてやっていきたい」と前を向いていた。

　▼ヤクルト・石山（６回途中４失点で自身３連敗。２軍降格が決定）先頭を出す機会が多くリズムが悪かった。先発としての役割を果たせなかった。

　▼ヤクルト・森岡（７回２死一塁から代打で登場し右翼席へ１号２ラン）２死から得点できたのはよかった。投手が疲れてきているので野手でカバーできるように頑張りたい。