ハムドラ1有原15日オリ戦先発デビュー有力 8日1軍合流決定

[ 2015年5月7日 06:00 ]

イースタン西武戦で7回1失点と好投した日ハム・有原

イースタン・リーグ 日本ハム0―1西武

(5月6日 鎌ケ谷)
 日本ハムのドラフト1位右腕・有原航平投手(22)が6日、イースタン・リーグの西武戦(鎌ケ谷)に先発し、7回6安打1失点。7日に大阪入りし、8日からの1軍合流が決まった。

 「(外崎には)前の打席で安打(中前打)を打たれていたし、力を入れて三振を取れた。まだ余力もありました」

 6回2死三塁。ゴールデンウイーク企画で「KAMAGAYA」のロゴ入りユニホームで腕を振った有原のギアが上がった。同じ新人の外崎を、この日最速の152キロ速球で空振り三振。プロ入り後は149キロが最速だったが、この日は150キロ以上を15球計測した。早大時代の昨秋に痛めた右肘の不安は消えた。

 栗山監督は「(当初は)交流戦の後半くらいと思っていたけど、これから考えます」と発言。8日のイースタン・リーグ、DeNA戦(横須賀)で調整登板する大谷、メンドーサの状態を見て最終決定されるが、デビューは15日のオリックス戦(札幌ドーム)が有力だ。

 「1日でも早く札幌ドームで投げられるように頑張りたい」。昨秋ドラフトで4球団競合の末に日本ハム入りした右腕が、ついにベールを脱ぐ。

続きを表示

この記事のフォト

2015年5月7日のニュース