故郷石川で思い出話…松井氏がジーター氏招待

[ 2015年4月24日 21:00 ]

松井秀喜氏の実家で歓待を受けるデレク・ジーター氏

 これがゴジラの、世界一のオ・モ・テ・ナ・シ。松井秀喜氏が、ヤンキースで同僚だったデレク・ジーター氏を故郷の石川県能美市へ案内する企画が、4月25日のTBS系列「炎の体育会TV2時間SP」(午後7時~8時53分)で放送される。

 3月21日には東京ドームで、東日本大震災の復興支援イベントを行った2人。その寸暇を縫い、松井氏が実家敷地内にある「松井秀喜ベースボールミュージアム」に招待した。2人でつかんだ09年ワールドシリーズ制覇のチャンピオンリングなど、数々のお宝グッズを前に当時の思い出を語り合った。松井氏は翌10年にエンゼルスへ移籍。リング授与式は敵軍として訪れたヤンキースタジアムでの試合前に行われたが、ジーター氏は偽物のリングとすり代えるいたずらを仕込んでいた。「ダミーを受け取った反応が見たかったんだけど、普通に喜んでいたよね」などと昔話に花を咲かせた。

 さらには隣接する実家内に招き入れ、高級カニやすき焼き、寿司などで昼食に舌鼓。松井氏も大好物の、母・さえ子さんのカレーも堪能したジーター氏が「これがホームランの秘密だったんだな。このカレーがあれば、僕もあと100本は打てたよ」と感激する場面も。現役時代にはマンハッタンの、同じ高層マンションに住んでいた2人。松井氏も「ジーターの部屋で、ボクシングやバスケットの試合を見たりもしたよね」と当時を懐かしんだ。

 現役時代と変わらず「マツ」「ジー」と呼び合う2人の、貴重なプライベートタイムをギュッと凝縮。グラウンド上だけではなかなかのぞくことができない、2人の空気感をたっぷりと堪能することができる。

 また「松井秀喜ベースボールミュージアム」では、4月29日からこの模様を「Mr・デレク・ジーター来館写真展」として特別コーナーを設置して展示する。

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