ポレダ8回2失点粘投も沢村が背信…巨人首位攻防の初戦落とす

[ 2015年4月24日 21:40 ]

<ヤ・巨>10回2死満塁、川端にサヨナラとなる中前打を打たれた沢村

セ・リーグ 巨人2―3ヤクルト

(4月24日 神宮)
 ヤクルトとの首位攻防戦で、巨人先発のポレダは8回2失点と粘投を見せた。2回、大引に中前打を打たれて先制を許したものの打線の援護で同点。5回1死三塁の場面では自身のバットで勝ち越しとなる適時打を放った。7回に畠山にソロを浴びて同点にされたが、8回を2失点と先発の役目を果たした。

 9回はマシソンが無失点で抑えたが、10回に登板した守護神の沢村が誤算となった。先頭の中村に左前打を許し、大引の犠打の後に上田に内野安打を打たれて1死一、三塁。打席に迎えた山田に対して強気に攻めた直球が死球となり満塁のピンチに。

 沢村は代打・ユウイチを二ゴロに仕留めたが、続く3番川端に初球を痛打され万事休す、2敗目を喫した。川端が試合後「満塁なのでストライクを取りに来る」と語っていたように、慎重に入ろうとした初球が悔やまれる1球となった。

 巨人は4連勝ならず。今季初めて単独首位に立つチャンスも逃した。

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