日本ハム サヨナラ死球で劇勝!“決めた”近藤「痛いです」

[ 2015年4月24日 22:17 ]

<日・オ>サヨナラ死球を受けた近藤(中央)は手荒い祝福を受ける

パ・リーグ 日本ハム2―1オリックス

(4月24日 札幌D)
 日本ハムが今季初のサヨナラ勝ちで連勝を飾った。1―1で迎えた9回、相手守備の乱れに乗じて無死満塁の絶好機をつかむと、近藤が押し出し死球で勝利をもぎとった。

 札幌ドームに響く大歓声の中、近藤が投球を受けた右足の痛みに耐えながら笑顔で一塁へと走った。試合後のお立ち台。「2ストライクと追い込まれていたのでホッとしています」と近藤。足の状態を聞かれると「まだ痛いです」と答えながらも、その表情は笑顔でいっぱいだった。

 接戦を執念でものにした。先発・吉川が4回に先制点を奪われ、1点ビハインドの中、打線は7回までわずか1安打に抑え込まれていた。しかし8回、1死からレアードが右越え二塁打を放つと、続く岡が中前適時打を放って同点。そして9回、劇的な幕切れが待っていた。

 先頭・田中賢が右前打で出塁し暴投で二進する。続く中田が四球で一、二塁となった後、今度は捕逸でそれぞれ進塁。ハーミッダは歩かされ、無死満塁とすると、続く近藤が勝利を決めた。

 吉川は勝ち星こそつかなかったが、7回を2安打1失点と好投が光った。

 オリックスは4回、カラバイヨの左越え3号ソロで先制したが、その後は打線が沈黙。7回2/3を3安打1失点と好投した先発・東明を援護できず、チームの連勝は5で止まった。

続きを表示

この記事のフォト

2015年4月24日のニュース