王さん 大豊さんの死「残念」 郭源治氏「一緒に指導したかった」

[ 2015年1月20日 05:30 ]

1993年、子供の頃からの憧れの人・王氏(左)の前で一本足打法に励む大豊さん

 中日、阪神など日本プロ野球で活躍した大豊泰昭氏(享年51)が18日、急性骨髄性白血病のため名古屋市内の病院で死去した。

 大豊氏が尊敬していた王貞治・ソフトバンク球団会長は、突然の訃報に「台湾からの野球留学でしたが、とにかく野球が好きで、何事にも真面目に取り組む選手だった。結果は残せなかったが、人間として素晴らしい、誠実な人間だっただけに、早すぎるご逝去は残念でならない。」と悼んだ。

 また、ともに中日でプレーした郭源治氏(58)も、「(当時は)打者と投手でチーム内の行動は違うけど、故郷の話とか二人しかできない話をして学び合った」と懐かしんだ。また、「昨年9月に電話で話し、本人が『もう駄目だ』というから、弱気になってはいけないと励ました。台湾のナショナルチームで一緒に指導したかった」と後輩の死を悼んだ。

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