球児“侍リレー”実現へ 新天地でダルビッシュと共闘誓う

[ 2015年1月20日 05:30 ]

宜野座球場で自主トレを公開したレンジャース・藤川

 カブスから今季レンジャーズに移籍した藤川は、新天地でダルビッシュと“共闘”する考えを示した。「今年は通訳がいないんで、ユウに通訳してもらって仲良くやっていこうと思います。彼はエースなんで。(自分は)ベテランなので彼の思うところ、ストレスになる部分を聞いてあげて、僕の分からないことはユウに教えてもらって。切磋琢磨(せっさたくま)しながらやっていきたい」

 08年の北京五輪、09年のWBCでともに日の丸を背負った2人が、くしくもチームメートとなった。ダルビッシュが先発し、球児が抑える―。メジャーの並み居る強打者をなで切りにする“侍リレー”実現へ向け、期待は高まるばかりだ。

 一昨年6月に右肘の腱再建手術を受け、復帰した昨季は15試合0勝0敗、防御率4・15に終わった。今年は完全復活をかける勝負の年。「メジャーリーグでプレーできることを誇りに思って、1日でも1球でもいい球を投げたい」。この日はパートナーを座らせ、ピッチングさながらのキャッチボールも20球敢行するなど、調整はすこぶる順調。今年こそ、「火の玉ストレート」復活だ。

 また、ブルワーズとのトレードでメジャー通算89勝右腕ガヤード獲得に合意間近と、複数の米メディアが報じた。

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2015年1月20日のニュース