巨人への名誉棄損を認める 「週刊実話」の新人契約記事

[ 2014年12月18日 05:30 ]

 「週刊実話」の記事で名誉を傷つけられたとして、巨人が発行元の日本ジャーナル出版に3300万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で東京地裁は17日、名誉毀損(きそん)を認めて220万円の支払いを命じた。

 問題になったのは11年12月8日号と12年2月9日号の記事。一部の選手が入団する際に、公表した契約内容より高額な金銭を球団が支払っていたなどと報じた。

 石栗正子裁判長は「内容を真実と認める証拠はなく、裏付け取材も不十分だった」と指摘。判決を受け、巨人は「(記事が)いずれも真実ではないと認めており、当然の判断と考えます」とコメントし、日本ジャーナル出版は「判決には納得できない。今後の対応は検討中だ」とした。

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2014年12月18日のニュース