DeNA戦力外菊地「引退は考えなかった」…右肩手術し再起を

[ 2014年12月18日 10:30 ]

現役続行に意欲を見せる菊地

 横須賀のベイスターズ球場。「今までと全然違う。楽に投げられるし、手応えは相当ある」。右肩の痛みから解放され、笑顔で40メートルの距離でキャッチボールする菊地の姿があった。

 今季は4月に2試合登板したのみ。10年の日本ハム時代に続き、2度目の戦力外通告もショックはない。「引退は考えなかった」。10月2日に右肩の骨棘(こっきょく)を削るクリーニング手術を受けた。

 右肩の痛みはプロ6年目の10年から続いていた。DeNA創設元年の12年はチーム最多の63試合登板で防御率2・37。中畑監督は「あいつはピンチが大好き。マウンドで輝くんだよ」と絶賛した。だが、ついに限界を迎えた。今年は直球も130キロ台前半。右肩の回旋運動の範囲が狭まり、制球も乱れた。「この球では1軍で通用しない」とトライアウトは受けず、手術を選択した。

 今後もリハビリを続け、春季キャンプで他球団の入団テストを受けることを目指す。「考える暇もない場面で放り出されて投げるのが救援のだいご味。野球をできる選択肢があるならやる」。ピンチを救う姿をもう一度見たい。

 ◆菊地 和正投手(きくち・かずまさ)32歳、10年目。樹徳―上武大―日本ハム。04年ドラフト6巡目。最高年俸3500万円(10年)

 ▼通算 177試合、9勝7敗1セーブ、防御率3.54。

 ▼思い出 ピンチの場面で投げさせてもらえたこと。

 ▼再出発 現役続行希望。

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