背水の15年目…広瀬、名誉挽回へ意欲「結果にこだわりたい」

[ 2014年11月23日 05:30 ]

 広島の広瀬が22日、山県郡北広島町であった野手会のゴルフコンペに参加。背水の覚悟で臨む15年目に向け、「近年のイメージや成績を覆して、競争に勝っていかないと。結果にこだわりたい」と、名誉挽回に強い意欲を示した。

 不振や故障に泣いた今季は佳境前の8月末に登録抹消。60試合で打率・234に終わり、CSでも出場機会はなかった。「自分の力のなさ。悔しいし、責任を感じる」。故障箇所には口を閉ざすが、再発防止を含めた強化には既に着手済みだ。

 10月28日から11月19日まで汗を流した米国自主トレ。広瀬には恒例行事だが、今回は「落ちていた機能の強化を例年以上にこなしたし、体のバランス面も考えてトータルでやってきた」。すべては来季巻き返すためだ。

 「1軍に1年間いること。そうじゃなければ、(チームに)いる意味がない。危機感を持ってやりたい」。35歳はそう言って口元を引き締めた。

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