最後の“ロッテ成瀬” 涙のお別れ「やっと区切りがついた」

[ 2014年11月23日 05:30 ]

<千葉ロッテファン感謝デー>ファンの歓声に感極まる成瀬

 国内FA権を行使してヤクルトに移籍することが確実となっているロッテ・成瀬が、QVCマリンで行われたファン感謝デーに参加した。選手会長としての閉会のあいさつでは、何度も声を詰まらせながらファンに別れを告げた。

 「ファンの声援に後押しされてプレーしています。まあ、本当に…。これから、あの…。選手が若いので強くなってくると思います。マリーンズファンは日本一です!」

 前夜は緊張で眠れなかったというが「あいさつができて感謝している。やっと区切りがついた」。伊東監督とはベンチで握手を交わし、深々と頭を下げた。最後となるロッテのユニホーム姿にスタンドでは号泣するファンも多く見られた。

 ヤクルトとは13日に初交渉を行い、背番号17と3年総額6億円以上の大型契約を提示された。「(結論は)そんなに長くかからない」と話し、23日にもヤクルト入りの意思を伝える。

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