広島・野村が帰ってきた 2軍でフォーム修正「やっと」

[ 2014年6月19日 05:30 ]

<広・楽>4勝目の野村は大勢のカープ女子とハイタッチ

交流戦 広島6―1楽天

(6月18日 マツダ)
 頼もしい男が戻ってきた。広島・野村が7回を5安打1失点。4月22日以来、57日ぶりの4勝目をマークした。

 「今までチームに迷惑を掛けた。やっと自分の思い描いた投球ができた」。気持ちよさそうに汗をぬぐい、実感を込めて話した。

 不調により5月1日に出場選手登録を抹消され、今月9日に1軍復帰。2度目の登板で結果を出した。2軍では体が一塁側に流れるフォームが原因と考え「キャッチボールから動きを見直した」という。この日のマウンドでは下半身を主動に110球、しっかりと腕を振る野村の姿があった。

 「直球が良かった」と振り返った通り、球速こそ大半が130キロ台だったが、丁寧に内外角に投げ分けた。初回は3者凡退で切り抜けたが納得せず、今季初めてバッテリーを組んだ倉から「ゆっくり投げろ」と助言を受けて2回以降はフォームのテンポを修正。初めてのピンチとなった6回1死一、二塁では136キロの直球で遊ゴロ併殺に封じた。今季7試合目の登板で初の無四球。持ち前の制球を立て直した。

 15日のロッテ戦(QVCマリン)で連敗を9で止めたチームは、2連勝で2位浮上。野村監督は「球に切れがあり、ほぼ文句の付けようがない」と称えた。一昨年に新人王を獲得し、昨季12勝を挙げた右腕は「自信になった」とも言った。これまでの借りを返す時がきた。

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