巨人 連勝止まって王手お預け 連続死球で決勝押し出し

[ 2014年6月19日 05:30 ]

<巨・オ>7回2死満塁、押し出し死球を与えた久保

交流戦 巨人5―6オリックス

(6月18日 東京D)
 9イニングでは今季最長の4時間48分。1点差ゲームで7連勝中だった交流戦の快進撃を支えてきた巨人投手陣が自滅し、最短優勝は21日のソフトバンク戦(東京ドーム)まで持ち越しとなった。

 3度の劣勢を追いつきながらも競り合いを落とし、死闘を終えた原監督は「まだ時間があるから、そこまで頭がいっていないよ」と自嘲気味に苦笑いを浮かべた。

 4投手が6四死球を与えた6、7回がポイントだった。5回に同点としながらも、6回には先発・大竹が先頭・ヘルマンに死球。ここで今村に代えたが、四球とバント処理の際の悪送球で勝ち越され、3番手・香月も四球と適時打を許した。セペダの同点3ランが出た直後の7回には4番手・久保が乱調。満塁でペーニャに痛恨の死球。押し出しで決勝点を与えた。

 前回5月31日(京セラドーム)の対戦で9回無安打無失点を喫した金子を攻略したが、この日は投手陣が自滅。連勝は7でストップしたが、指揮官は「最後まで集中力を切らさずに戦えたと思う」と前を向いた。

 ▼巨人・大竹(6回、先頭に死球を与え降板。5回0/33失点で勝敗つかず)6回はなんとか抑えたかったけど…悔しいし情けないです。

 ▼巨人・今村(6回無死一塁で登板も1アウトも取れずに降板)練習するしかないです。

 ≪最短21日≫巨人の交流戦優勝決定は最短で21日に持ち越しとなった。ソフトバンクは19、20日のヤクルト戦に2敗か1敗1分けで優勝の可能性消滅。その場合、21日に巨人がソフトバンクに○なら無条件、△ならオリックス△●、●でもオリックス●で優勝となる。ソフトバンクが19、20日に1勝以上か2分けなら優勝の可能性が残り、その場合は巨人が21日に勝てば優勝が決まる。

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2014年6月19日のニュース