球団首脳の前で2被弾3失点…和田「全然ダメ」

[ 2014年2月28日 05:30 ]

紅白戦に登板し、ボシオ投手コーチ(右)と話す和田

 招待選手としてカブスのキャンプに参加している和田が、昨年8月以来の実戦マウンドに上がったが、課題の右打者に痛打を浴びた。紅白戦に中継ぎで登板し、1回2/3でソロ本塁打2本を浴びて3失点。

 昨季3Aで打たれた9本塁打のうち、実に8本が右打者で、対策としてツーシームに取り組んできた。しかし、その球をいずれも本塁打されるなど、右打者計7人に対し、3安打2四球。「全然ダメ。全くの棒球だから打たれる」と悲愴(ひそう)感を漂わせた。

 オリオールズ入りした12年に左肘のじん帯修復手術を受け過去2年はメジャーでの登板はなし。マイナー契約で臨む今季は勝負の年だが、セオ・エプスタイン編成担当取締役ら球団首脳の前で結果を残せなかった。「自分の立場では内容よりも結果。次に投げることがあればしっかり結果を残したい」と力を込めた。

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2014年2月28日のニュース