和田監督 ゴメスぶっつけ開幕4番も「俺は3~4打席で出たこともある」

[ 2014年2月28日 05:30 ]

右膝裏痛のため別メニュー調整中のゴメス

 ぶっつけ開幕でもOKだ。阪神・和田監督が27日、右膝裏痛のため別メニュー調整しているゴメス(ナショナルズ)の今後の起用法について言及。3月28日の開幕までにオープン戦でほとんど打席に立てなかった場合でも「開幕4番」で起用する可能性を示した。

 「(開幕までに30~40打席必要ではの問いに)いやいや。俺は3~4打席で出たこともあるし人による。(本人がOKなら起用するかに)もちろん、もちろん」

 指揮官自身も現役時代の94年にオープン戦不出場、練習試合2試合(6打数無安打)で開幕を迎えたが「2番・二塁」でスタメンに名を連ねている。実戦感覚などは本人次第。自らの経験も引き合いに出して「問題なし」を強調し、新4番候補への揺るぎない信頼と期待をあらためて示した形だ。

 「(打席に)立てるなら立ってほしいけど、まったく力が分かっていないわけではないからね。(実力の)確認が出来ないだけだから」

 相次ぐ「想定外」の現状にも、指揮官は泰然自若の姿勢を貫く。夫人の出産及び誕生した長女の体調不良で来日が10日まで遅れた。初実戦となるはずだった20日の紅白戦はゴメス自身の体調不良によって見送られた。さらに23日の中日戦では、試合直前に右足の張りを訴えて“ドタキャン”する始末。翌24日以降、キャンプ最終日の26日まで1人別メニュー調整となった。それでも、Vの使者として信じるのみ。

 当のゴメスは28日から、甲子園球場内の施設などで開幕へ向けた調整を再開する。黒田ヘッドコーチによると、まずは流水プール「スイメックス」を使用した水中トレーニングから始め、徐々に動きの強度を上げていく予定。「痛みの方は、だいぶ和らいできているみたいだ」と同コーチ。快方に向かっているが、入念に調整の時間を与える算段でいる。

 あせらせて悪化させれば元も子もない。だからこそ指揮官も、あえて助っ人砲に安心感を与える言葉を発したに違いない。故障さえ癒えれば、やってくれるはず。その力を、最大限に発揮されるのを、今は待つのみだ。

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