「一番うれしかった」98年日本一…佐々木氏「抑えの投手の励みに」

[ 2014年1月17日 19:28 ]

野球殿堂入り

 佐々木氏は穏やかな表情で喜びを語りながら、現役時代を振り返った。

 ―抑えとしての活躍が評価された。

 「僕自身は与えられた仕事をやっていただけ。抑えの投手の励みにはなるのかな。そういう意味では大きいと思う」

 ―フォークボールの印象が強い。

 「どれだけ落ちるか分からないので、開き直って投げなければいけない球。(メジャーでは)別の球にチャレンジしたが、違う球を打たれるとショックが大きいので、自信がある球で」

 ―重圧の大きな抑えで長年活躍した。

 「打たれた後はつらいけど、次の試合でどう気持ちを立て直すか。僕はお酒ばかり飲んでいました」

 ―最も印象に残っているのは。

 「98年に優勝できたのが一番うれしかった。自分の調子は全然良くなかった。防御率は0点台。優勝が懸かると、自然と成績がよくなるというのがよく分かった」

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2014年1月17日のニュース