中日 森ヘッドが代理監督に キャンプ中は谷繁“選手”優先

[ 2014年1月17日 06:53 ]

自主トレ視察に訪れ達川バッテリーコーチ(左)と握手の森ヘッド

 チーム59年ぶりのプレーイングマネジャーを強力サポートだ。中日の森繁和ヘッドコーチ(59)が16日、ナゴヤ球場で行われている合同自主トレを視察。2月1日からの春季キャンプでは谷繁元信捕手兼任監督(43)を選手業に専念させるため「代理監督」を務める考えを明かした。

 「まずは選手としての体づくりが優先。キャンプ中は選手でいい。オープン戦も試合に出ている時は選手だし、出る以上は選手としてやることをやってもらわないと」

 新指揮官とはいえ、04~11年までの落合政権下ではバッテリーチーフコーチ、ヘッドコーチとして指導した教え子。百戦錬磨の名参謀が若い兼任監督を最大限バックアップする構えだ。

 「ミーティングはやるだろうけど、練習中でも話はできるし、オレたちがカバーできることはしないとな」

 17日には谷繁監督や落合GMも参加してのスタッフ会議を実施。1、2軍の振り分けなどを決定するが、当面の間は森ヘッドが指導力を発揮する場面も増えそうだ。

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2014年1月17日のニュース