坂本“汚名返上”同点ソロ「何とか打てて良かった」

[ 2013年10月16日 20:50 ]

<巨・広>6回2死、左越えソロを放つ巨人・坂本
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セ・リーグCSファイナルステージ第1戦 巨人3―2広島

(10月16日 東京D)
 巨人の坂本が6回に左中間へ同点の本塁打を放ち、2―2の同点に追いついた。「いいカウントだったので思い切って振っていきました。前の打席のチャンスで情けない結果だったので何とか打てて良かったです」と坂本。

 4回に回ってきたその前の打席では、先頭の阿部が四球、村田が左前打、高橋由も四球の無死満塁の好機に空振り三振を喫していただけに、うれしい一発。

 今季の坂本は終盤に不振に陥り、打率・265の不本意な成績で終えたが、広島戦に関しては巨人のレギュラー選手ではトップの打率・341をマークしたお得意さま。レギュラーシーズン終了後に打撃フォームも改造したのが効を奏し、原監督も「彼の良さが出た。思い切りの良さというか、勝負強さが」とほめた。

 さらに、9回2死一、二塁とされ、菊池の打球に飛びつき、三塁を回っていた走者を刺してゲームセットと守備でも貢献。「最後の最後に守備で貢献できてよかった」と笑顔を見せていた。

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2013年10月16日のニュース