広島 打線動かす!キラ&エルド並べ左腕対策

[ 2013年10月16日 06:00 ]

キラはフリー打撃を行う

セ・リーグCSファイナルステージ第1戦 広島―巨人

(10月16日 東京D)
 熱血指導はファイナルS前日も行われた。広島・野村監督は、広瀬と松山の居残り特打を見守り、打撃投手まで務めた。「挑戦者の気持ちでいく。打線の状態は決して悪くない。球場も相手も変わるけど、打ってくれることを期待している」と力をこめた。

 ファーストSで好調だった助っ人はこの日も快音を響かせた。フリー打撃ではキラが39スイング中、6連発を含む12本の柵越えを放てば、エルドレッドも35スイング中、9本をスタンドに打ち込んだ。両助っ人とも、スタンド上部の看板直撃弾。ファーストSでは4、6番だったが、内海、杉内と左投手が先発時は4、5番でにらみを利かせる。

 練習前のミーティングでは、おのおのが自らのゾーンに合わせてファーストストライクを狙うことを確認。半面、ゾーン以外を確実に見送ることで、甘い球を誘い出す方向性が打ち出された。キラは「巨人の投手は、どんどん打者を攻め込んでくる。受け身にならないことが大事だ」と積極性の重要性を口にした。

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2013年10月16日のニュース