沢村　中継ぎで２回無失点、流れ呼び込む　指揮官も「見事だった」

７回を無得点に抑えた巨人・山口（左）を笑顔で迎える沢村

セ・リーグＣＳファイナルステージ第１戦 巨人３―２広島

（10月16日 東京Ｄ）
　巨人の沢村が１―２の五回から登板し、２回を無得点に抑えた。６回に坂本が同点ソロを放った時には「勇人（坂本）は口にしないけど（ここまで本調子ではなくて）悔しい気持ちだったと思う」と、価値ある一発を自分のことのように喜んだ。

　シーズン終盤から中継ぎに回り、ＣＳでもフル回転が期待される。流れを呼び込んだ右腕の好投に、原監督は「見事なセットアップだった」と褒めた。

　▼西村（９回にピンチを招きながらも無失点）「野手の皆さんに助けられた。しっかり投げたい」

　▼ロペス（４回に犠飛）「三振だけはしないように、どんな形でも得点に結びつけたかった」