「秘蔵っ子」周平ダメ押し2ランで高木監督ご満悦

[ 2013年9月6日 06:00 ]

<広・中>9回、無死一塁、高橋周(中)は右越え2点本塁打を放ち平田とタッチ

セ・リーグ 中日8-3広島

(9月5日 マツダ)
 1勝1敗は御の字。3位・広島との直接対決を前に「1勝1敗1分け」と予想していた中日の高木監督は、1試合の雨天中止以外は計算通りで「おかげさまで。ここのとこ、勝つ時はホームランが出とるでね」とご満悦だった。

 勝利の立役者は秘蔵っ子の高橋周だ。同点で迎えた4回2死二、三塁でプロ初の三塁打で2点を勝ち越すと、3点リードの9回には右翼席にダメ押しの5号2ラン。4打点の活躍に19歳は「大事な試合なのは分かっていたので、打てて良かったっす」と笑顔を見せた。

 高木監督も1点リードの5回2死一、三塁で、勝利投手の権利まであと1人の大野を交代させて田島を投入する積極采配で、大竹から4年ぶり勝利をもぎ取った。広島とのゲーム差は再び2。「2ゲーム差だけど、まだ大変ですよ」と気を引き締めていた。

 ▼中日・森野(8回1死一塁、右越えに通算150号となる15号2ラン)ホームランバッターではないけれど、コツコツと積み重ねて17年。何とか達成できて良かったです。

 ▽森野(中日)通算150本塁打 5日の広島20回戦(マツダ)の8回に今村から放って達成。プロ野球158人目。初本塁打は1997年8月29日のヤクルト戦。

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