高校ジャパン キューバ下し初の世界一王手 安楽10K連続完封

[ 2013年9月6日 21:38 ]

<日本・キューバ>力投する先発の安楽

第26回IBAF18Uワールドカップ2次ラウンド 日本10―0キューバ

(9月6日 台中)
 第26回IBAF18U(18歳以下)ワールドカップ第6日は6日、台湾で2次ラウンドが行われ、日本は10―0でキューバに8回コールド勝ち、4戦全勝とし2次ラウンド2位以上が確定、8日の決勝進出を決めた。勝てば初の世界一となる。

 試合は、2回二死二塁から7番奥村(日大山形3年)の中前適時打で先制、4回には2死二塁から6番渡辺(東海大甲府3年)が左翼ポール際へ今大会1号となる2ランを放って加点した。

 さらに5回2死一塁から2番熊谷(仙台育英3年)左越え三塁打で1点追加。

 8回無死一、三塁から5番園部(聖光学院3年)の左越え2点二塁打、途中出場の8番上林(仙台育英3年)の左翼線2点三塁打、1番竹村(浦和学院3年)の左前適時打、3番森(大阪桐蔭3年)の左適時打で6点を奪い8回コールド勝ちした。

 投げては先発の安楽(済美2年)が、初回1死二、三塁のピンチでキューバの4、5番を切って取ると2回以降は走者を許しながらも、途中6者連続三振を奪う快投を見せた。最高149キロの速球と100キロ前半の変化球で緩急をつけキューバ打線に的を絞らせず、8回で10三振を奪って完封した。

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