高校日本代表 白星発進 松井は8四死球も12K1失点

[ 2013年9月1日 18:31 ]

6回2死、一、三塁、ピンチを三振で切り、雄たけびを上げる松井

第26回IBAF18Uワールドカップ 日本4―1台湾

(9月1日 台中)
 雨天のため2日連続で全試合が中止になっていた第26回IBAF18U(18歳以下)ワールドカップは1日、台湾の台中で開幕し、日本は開催国の台湾と1次ラウンドA組初戦を戦い、4―1で白星発進した。

 日本はエース左腕の松井(桐光学園)が先発。2日連続のスライド登板の上、この日も試合開始が1時間遅れたこともあってか、初回は直球が高めに浮き、2四球を与えるなど1死一、二塁のピンチを招いた。だが、この場面で4番を冷静に二ゴロ併殺打に仕留めてしのぐと、2回以降は徐々に安定。6回の先頭打者に安打を許すまで無安打無得点を続けた。

 松井は8回2死一、二塁から左翼線に二塁打を浴び1点を失ったが、死球を与えた後の2死満塁は空振り三振に仕留めて追加点は許さず。松井は8回を投げ、打たれた安打は3本ながら8四死球と制球に苦しんだ1戦を1失点、12三振を奪う力投で乗り切った。9回は2番手として登板した山岡(瀬戸内)が1回を無安打1死球2奪三振で無失点に抑えた。

 打線は4回1死一、二塁から5番・園部の左前打を左翼手が後逸する間に先制。6回には2死二塁から6番・奥村の中前適時打で1点、7回には1死三塁から2番・竹村のスクイズで1点、9回には無死三塁から9番・森龍の右犠飛で1点と着実に加点しての勝利だった。

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