セットアッパー佐藤達が誤算「きょうはぼくが悪い」

[ 2013年9月1日 06:00 ]

パ・リーグ オリックス1-2西武

(8月31日 西武D)
 だから最下位、と言われても仕方のない負け方だった。オリックスは60敗目で借金は再び今季ワースト10に逆戻り。きょう1日の西武戦に敗れれば自力でのクライマックスシリーズ進出が消滅する可能性も出てきた。

 拙攻が響いた。5回に伊藤がセーフティースクイズを失敗。6、7回ともに2四死球を得て、得点圏まで走者を進めながらも無得点。森脇監督も「攻守ともにプレーの精度が上がっていかないと」と嘆いた。

 悪循環は投手陣に波及。試合前まで33ホールドポイントで防御率1・75の佐藤達が、8回2死無走者から3連打を浴び決勝点を奪われた。前夜2失点の平野佳に続き、ここまで酷使してきた救援陣に疲れが見えた。佐藤達は「疲れは言い訳になる。きょうはぼくが悪い」と責任をかぶったが、指揮官は「佐藤を責められるゲームではない」と擁護。自慢の救援陣まで悪い流れに飲み込まれれば、上位進出は、さらに厳しくなる。

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2013年9月1日のニュース