ダル目立つ競り合いで手痛い被弾 昨季より8本増

[ 2013年9月1日 06:00 ]

ツインズ戦の7回、3失点で降板するレンジャーズのダルビッシュ(右端)
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ア・リーグ レンジャーズ2―3ツインズ

(8月30日 アーリントン)
 レンジャーズ・ダルビッシュの今季被本塁打数は早くも22本。既に昨季の14本より8本も多い。カウント別で見ると初球の5本が最多。さらにボール先行カウントが11本、平行カウントが8本、ストライク先行が3本となっている。

 球種別では直球が9本、カットボール4本、ツーシーム、スライダー、カーブが各3本で、速球系が16本で約73%を占める。以上のことから今季は、ストライクを取りにいった早いカウントの速球系が狙われているといえる。

 また、イニング別では初回と3回の4本が多く、序盤(1~3回)が10本、中盤(4~6回)は8本、終盤(7~9回)が4本と序盤に打たれるケースがやや多い。ただ、大差がついてからの被本塁打は少なく、同点か2点リードした場面での被本塁打が実に19本。中でも同点本塁打が7本、勝ち越し弾が6本、逆転弾が1本と、競り合った展開で痛い一発を浴びるシーンが目立つ。

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