点入り過ぎた?中畑監督 今季最多得点も「あしたは苦しくなる感じ」

[ 2013年7月10日 22:12 ]

初回1死三塁、ブランコの二ゴロで生還したモーガン(右)を出迎える中畑監督(中)

セ・リーグ DeNA17―8広島

(7月10日 横浜)
 今季最多の19安打17得点での逆転勝ちにDeNAの中畑監督は上機嫌。「ファンの方もストレス発散になったんじゃないのかな。でも2、3試合に(得点を)分けておきたかった。(大量得点を取って逆に)あしたは苦しくなる感じ」と、半ば冗談も飛び出した。

 相手の守備の乱れにも助けられての逆転勝ちだったが、課題も多い。先発の高崎が3回まで毎回失点でKOされ、先発投手陣は相変わらず計算ができない状態が続く。「高崎は迷いがある。ボールそのものは悪くないが、らしくない投球。早く矯正しないと」と、伸び悩む7年目の右腕の奮起を促した。

 「全員野球で勝てた。(この1勝は)自信を持っていい」と指揮官は強調したが、派手に勝つときは勝つが、それが続かないのが現状5位という順位に表れている。初のクライマックスシリーズ進出には「もっと落ち着いた野球」(中畑監督)をしなければ厳しい。

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2013年7月10日のニュース