広島 7人目の助っ人キラがバックスクリーン弾「ボールは見えていた」

[ 2013年7月10日 06:00 ]

<D・広>6回無死、キラ(左)は1号同点ソロを放ちナインに迎えられる

セ・リーグ 広島4-2DeNA

(7月9日 横浜)
 広島の新外国人キラがデビュー戦でいきなり豪快な一発を放った。1点を追う6回に弾丸ライナーでバックスクリーンに来日1号ソロ。

 左打ちの5番打者は「甘い球をしっかり捉えることができた。同点になって良かった」と喜んだ。不振で2軍落ちしたエルドレッドに代わり、この日出場選手登録されたばかり。第1、2打席はしっかりと三嶋のスライダーを見極めて四球を選んだ。そして3打席目。「前の打席からボールは見えていた」と外角高めの149キロに振り負けず、中越えに叩き込んだ。

 ハワイ生まれの29歳で、大リーグでは通算126試合に出場し、15本塁打を放った。今季の広島は外国人選手が投手、野手それぞれ3人ずつの6人態勢で臨んだが、ニックとエルドレッドは長距離砲の役目を果たせず、異例の7人目の外国人として緊急獲得された。野村監督の「起爆剤になってくれれば」との期待にいきなり応えた。

続きを表示

2013年7月10日のニュース