当時4番は川上哲治…59年ぶり巨人戦山形開催にファンも感慨深げ

[ 2013年7月10日 06:00 ]

<巨・ヤ>夕暮れの荘内銀行・日新製薬スタジアム

セ・リーグ 巨人6-3ヤクルト

(7月9日 荘日ス)
 山形では54年8月7日の洋松ロビンス戦以来、59年ぶりの巨人戦開催。

 当時の試合も観戦し、さらに59年ぶりに試合観戦したのが山形市在住の会田善一さん(66)だ。「7歳の時に父に連れられて見に来ました。父が巨人ファンで私もそうです」と感慨深げだった。59年前は一塁側内野席で観戦し「川上さんを近くで見たのを覚えている」と4番一塁で先発した川上哲治の姿を懐かしそうに思い出していた。

 ≪山形球場アラカルト≫

 ☆エッ?二塁打? 87年5月9日の日本ハム―南海(現ソフトバンク)戦で、9回に南海・山本和範が右翼へ強烈なライナー。本人は同点アーチだと喜んだが、日本ハム側が「(外野フェンス上部の)金網を突き通して入った」とアピール。判定は二塁打となった。

 ☆マサカリ200勝 89年5月13日の日本ハム戦で、ロッテ・村田兆治が通算200勝を達成。地方球場での200勝は珍しく、球場前には村田の「マサカリ投法」をモチーフにした記念レリーフも。

 ☆松井の高校ラストアーチ 92年10月8日に第47回国体の高校野球決勝が行われ、星稜・松井秀喜(元巨人、ヤンキースなど)が尽誠学園を相手に8回、高校生活最後の打席で右翼へ通算60号。同年11月21日のドラフト会議で1位指名され巨人入団。

 ☆楽天が勝率1割台に 楽天が球団創設1年目だった05年4月26日、オリックス戦に5―6で黒星。10連敗を喫して5勝21敗、勝率・192にまで落ち込んだ。観客も6053人と主催試合でワースト。

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2013年7月10日のニュース