草薙球場新装オープン　沢村栄治＆ルースのモニュメント公開

草薙球場の新モニュメントの除幕をする川勝静岡県知事（左から２人目）と田辺静岡市長（左から３人目）沢村栄治の長女・酒井美緒さん（右から２人目）

セ・リーグ 巨人１－２ヤクルト

（6月29日 静岡）
　試合前には約１年３カ月の改修工事を終えた草薙球場の新装オープンのセレモニーが行われた。

　沢村栄治とベーブ・ルースが対戦したことを記念する２人の銅像の間に、富士山の形を模した「沢村・ベーブ・ルースメモリアルスタジアム」のモニュメントが公開。沢村栄治の一人娘・酒井美緒さん（６８）らとともに除幕式に出席した静岡県の川勝平太知事は「富士山が世界遺産に登録された年に“沢村・ベーブ・ルースメモリアルスタジアム”として生まれ変わります」と今後は球場の愛称として定着させたい意向を示した。改修工事は両翼を９１メートルから１００メートル、中堅を１１５メートルから１２２メートル拡張したほか、内野席からせり出した「砂かぶり席」を新たに設けた。