谷 3カ月遅れの“開幕”で貴重な適時打「来た球を打つだけ」

[ 2013年6月30日 17:34 ]

5回1死二塁、巨人・谷が左前に適時打を放つ

セ・リーグ 巨人2―0ヤクルト

(6月30日 静岡)
 巨人のベテラン・谷が5回に適時打を放つなど2安打1打点の活躍。今季初出場でお立ち台に上がった40歳は、スタジアムを埋めた静岡のファンの声援を一身に浴びて「たくさんのファンに応援されて、祝福されて、最高の気分」と満足そうに笑った。

 前日29日に今季初昇格したばかり。この日は1番に入ると、3回にヤクルト先発・石川のカットボールを捉えてチーム初安打を記録。1点を先制しなおも1死二塁の5回には「1本打てたので気持ちよく」打席に入り、石川の初球のスライダーを左前に運んで追加点をもたらした。「来た球を打つだけなんで、いい結果につながって良かった」と貴重な一打を振り返った。

 今季は17年目で初の2軍スタート。苦しみを乗り越えて3カ月遅れで迎えた“開幕戦”で2安打を放ち、2000安打まであと84本とした。谷は「1本1本つなげていきたい。1試合1本打てるように頑張っていきたい」と話し、大記録へ意欲を見せた。

続きを表示

2013年6月30日のニュース