番長踏ん張り、最後はノリ！ＤｅＮＡ“おじさんパワー”でサヨナラ

＜Ｄ・中＞９回２死一、三塁、中村（背番９９）がサヨナラ打を放ち、手を叩きながらグラウンドに飛び出してくる三浦（右から３人目）

セ・リーグ

（6月30日 ＤｅＮＡ３―２中日）
　ＤｅＮＡが頼りになる“ベテランのチカラ”で中日に３―２とサヨナラ勝ちを収め、同一カード３連敗を阻止した。

　２回、中村の通算４００号となる左越えソロで先制。その後、一度は逆転を許したが、８回に多村が左中間に同点ソロを叩きこむと、９回には先発投手の三浦が２死一、二塁のピンチもしのいで味方打線の援護を待った。

　そして迎えた９回裏、先頭・石川の左前打と犠打などで２死一、三塁とすると、またしても打ったのは中村だった。初球のスライダーをとらえて中前にサヨナラ適時打。三浦と中村、ともに今年不惑を迎える３９歳のベテランコンビはお立ち台でも興奮気味だった。