井川 お立ち台で淡々と「タイガースを意識せず…」

[ 2013年5月31日 21:43 ]

古巣阪神から初勝利を挙げたオリックス・井川

交流戦 オリックス4―3阪神

(5月31日 京セラD)
 今季初登板で初先発、しかも古巣・阪神戦に初登板。5回1/3を6安打3失点ながら、初白星を手にした井川は、お立ち台で淡々と喜びをかみしめた。

 「あまり(相手が)タイガースというのを意識せず、ゲームをつくろうと思っていました」。
 
 1点リードの3回、高山に同点ソロを浴びたが、持ち前の投球術を武器に阪神打線を封じ込めた。味方打線の援護を受け、リードを3点に広げた直後の6回、1死満塁のピンチを招き、鳥谷に2点適時打を打たれて1点差に詰め寄られたところで降板も、比嘉、佐藤達、平野の救援陣が守り切ってくれた。

 「初めよければ順調に行く。大事だと思っていた」という今季初登板での1勝。98年に入団し、07年にメジャー挑戦するまで、9年間を過ごした阪神相手に、その存在感をしっかりと見せつけた。

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2013年5月31日のニュース