大谷　プロ初勝利へ自然体「まず自分の投球ができれば」

練習で笑顔を見せる日本ハム・大谷

　投手と野手の「二刀流」に挑戦している日本ハムのドラフト１位ルーキー大谷翔平投手が６月１日に札幌ドームでの中日戦で２度目の先発に臨む。登板を翌日に控えた３１日はブルペンで投げ込むなど投手として調整し「まず自分の投球ができればいい」と意気込みを語った。

　１軍で初先発した２３日のヤクルト戦は５回２失点で勝ち星は付かなかった。２６日の阪神戦では同じ高卒新人の藤浪晋太郎投手から２本の二塁打を放つなど打者として力を発揮した。

　好打者がそろう中日を相手にプロ初勝利を狙う。「粘り強いチームだと思う。一人一人、丁寧に投げられたらいい」と自然体で話した。