落ちれば同点…オリックス後藤がダイブ好捕!綱渡り4連勝

[ 2013年5月13日 06:00 ]

<オ・日>9回2死二塁、陽岱鋼の飛球をオリックスの二塁・後藤が好捕し、試合終了

パ・リーグ オリックス3-2日本ハム

(5月12日 京セラD)
 オリックスは今季初の4連勝ながらも、森脇監督は開口一番「しんどいゲームだった」と吐息を漏らした。

 9回、2死二塁。最後は陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)の打球を、後藤がダイビングキャッチして1点差を何とか逃げ切った。綱渡りだったが、勝因は西の後を受けた3投手。比嘉―佐藤達―平野佳の必勝リレーだ。

 7回、2死二塁で登板した比嘉は、小谷野をスライダーで空振り三振。「後ろにいいピッチャーがいるので、つなげようと思った」とリードを守り、8回の佐藤達も3者凡退でピシャリ。6回に11号弾を放ったアブレイユを、自己最速を1キロ更新する153キロで見逃し三振に仕留め、「日本人最速を目指します」と笑った。守護神の平野佳と合わせて、阪神の「AFK」を連想させる右腕3人のリレーが確立。西本投手兼バッテリーコーチは「比嘉も、直球がシュート回転しなくなって自信もついてきた」と手応えバッチリだ。

 勢い十分で交流戦を迎え、14日から阪神と激突する。「関西同士の対決で、ファンも注目している。しっかりと気の出た、元気のある野球を見せたい」と指揮官。関西ダービーが熱くなりそうだ。

 ▼オリックス・西(3勝目)一昨年も母の日にお立ち台に立ったので、これを機にしっかりした投球をしたい。

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