ライアン小川3連勝!巨人・菅野との新人対決制し7回2失点

[ 2013年4月27日 21:15 ]

巨人戦に先発したヤクルト・小川

セ・リーグ ヤクルト4―2巨人

(4月27日 神宮)
 ヤクルトの“ライアン”小川が巨人・菅野との新人対決を制し無傷の3連勝。「きのう(26日)いいかたちで勝っているので、貢献したかった。新人同士なんで負けたくないという気持ちがあった」と言う通り、初の巨人戦で気合を前面に出した投球を見せた。

 創価大時代の09年10月29日、関東地区大学選手権(横浜)で東海大・菅野と対戦して7―0で完封勝ちを収めている。その再現とばかりにスコアボードに「0」を並べる。荒木投手コーチも「前回(17日、中日戦)は球が上ずるところがあったが、きっちり修正してきている。注文をつけるところはない」と絶賛の内容だった。

 初回1死から松本哲を二塁失策で塁に出したものの、坂本を遊ゴロ、阿部を見逃し三振に切って取る最高の立ち上がりを見せた。6回1死一塁、坂本に右越え2ランを浴び逆転を許したが、その裏、バレンティンが3ラン。再びリードをもらい、7回も3者凡退で切り抜ける。その裏に代打を送られ交代したが、7回3安打7三振2失点の力投で沸かせた。

 ヤクルトは石山、山本哲とつなぎ今季2度目の4連勝。背番号29は「リーグ優勝を目指して、引き続きどんどん勝っていきたい」とどこまでも頼もしい。

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