角中　ＷＢＣは代打切り札に　浩二監督「当然あるだろう」

侍ジャパンの山本監督（中央）と梨田野手総合コーチ（右）が見つめる中、打撃練習をするロッテ・角中

　昨季の首位打者のロッテ・角中が侍ジャパンの代打の切り札に指名された。視察に訪れた侍ジャパンの山本監督の前でフリー打撃を行い、左投手２人から３６スイング中、広角に１６本の安打性の当たりを放った。

　山本監督は「左投手を苦にしないし、追い込まれてからの粘りは高く評価している。勝負どころで代打の切り札というのも当然あるだろう」と言及。代打経験が少ない角中だが「プレッシャーを感じるタイプじゃない。（昨季の）第１打席の打率（．３５７）もそこそこだし、不安はない」と話した。